こんにちは!えるかです!
今回はとある一人の人生を引っ越しを通して覗いていく荷解きパズルゲーム
「unpacking」の紹介をしていきます。
※若干のネタバレがありますので、未プレイの方はご注意ください。
このゲームについて
ジャンル | パズル |
プラットフォーム | PC(Xbox Game Pass/steam) Xbox One XboxシリーズX/S Nintendo Switch |
プレイ人数 | 1人 |
日本語対応 | 有り |
定価 | Steam 2,050円 Microsoft Store 2,350円 Nintendo switch 2,090円 |
評価
音の演出 :
ゲームボリューム :
グラフィック :
総合評価 :
ドット絵が細かく丁寧、一つ一つじっくり観察することでストーリーが見える
ゲームボリュームが少ない
このゲームについて
「unpacking」は「引っ越しの荷解き」を通してある一人の人生を読み取っていくパズルゲームです。
このゲームでやることと言えば…
「箱から荷物を取り出して並べていく」ただそれだけ!
自分の好きな場所に物を収納、飾りつけをして自分だけの空間を作ることが出来ます!
そして何件か引っ越しをしていくうちに、この荷物の持ち主の人生を辿っていきます。
セーブデータがアルバムになっていて、とても可愛い!
日常で片付けや荷解きをした時についついアルバムを開いて「あの時こうだったな~…!」と思わず見返したくなるような感覚を思い出させてくれる仕様がとてもいいですね!
アルバムを手に取って自分の名前を書いたら自分だけの「unpacking」のスタートです!
荷物から見えてくるストーリー
子供部屋
1997年、小さな子供部屋から始まります。部屋に置いてある段ボールをクリックして荷解き開始!
出てきた物を好きな場所に並べることが出来るようになります。
うまく収納できていないものがあるとふわふわとアイテムの周りにエフェクトが出てくるので再度どこにしまう必要があるのか探しつつお片付け!
机がセットになっている二段ベッド、秘密基地みたいで小さいときは私も憧れました!
引き出しをあけられるのはもちろん、枕をめくって下に物を置くこともできるのは細かいなと思いました。いろいろ触って確かめたくなります!
一か所目の荷解き完成!私の場合はこんな感じのお部屋になりました!
部屋がだんだん完成に近づくにつれ、持っている家具や小物から「この人はきっとこういうものが好きなんだろうな」と考えながら家具を並べていました。
時々何に使うもの何だろうコレ…?みたいなのもありましたがなんとか収納して写真を撮ってアルバムへ!
一人暮らし
時は飛んで2004年から2007年は、成長した主人公が一人暮らしを始めています。
初めての小さな一人暮らしの部屋や、生活していくうちに物が増えてより大きな部屋になったり…
子供部屋の時は1部屋だけですが、一人暮らしを始めてからはキッチンやバスルームも片付けられるようになります。
小さい頃からずっと大切にしているものがあったりするとちょっと感動したりします。
箱から出てくる物をみているとゲームをすることや、絵を描くことが好きそう。
主人公はクリエイティブな活動をたくさんしている様子がよみとれますね!
一人から二人へ
2010年、2年の時が過ぎてなんだかガラッと雰囲気の変わったモノトーンで大人な感じのお部屋…
そしてすでにいくつかの家具や小物が置いてあることから元々人が住んでいる部屋のようです。
なんと恋人と一緒に住み始めていました。
二人の物が混在し、モノトーンの雰囲気の部屋では浮いているように見えるぬいぐるみや、可愛らしいおもちゃのような置物たちがやけに目につきました。
そして…
一人暮らし、同棲…
もしかして次は結婚してるのかな?と思いきや
あれれ…!
見覚えのある子ども部屋に戻ってきていました。お別れしちゃったんだね…!
一通り片付けを終わらせたのにクリアにならない?間違ってる箇所どこだ!と思って部屋を探し回っていたらコルクボードの写真がなにやら置き場所が違うらしい、拡大してよく見てみると…
おそらく元恋人の顔に画鋲が!!!
なるほど~!!なんとなく捨てられなくて持ってきたけど飾れはしないよね…と思いながら棚の奥に写真をしまったらクリアになりました。いや、人間味すごい…!笑
ただ荷解きしているだけなのに、こういう要素が見えるのがかなりリアルで良かったです。
二人で住んでた時の家具の色や、小物の趣味が全然違うような感じがして収納している時の違和感や、ぬいぐるみなどがかなり部屋から浮いて見えていたのも二人の相性が合ってないように見せる伏線だったのかな…?なんて考えたりしました。だとしたらすごいなあ…
まとめ
このゲームはただ片付けをしていくだけの誰でもできる簡単なパズルゲームですが
荷解きをすることで、多くの人が一度は感じたことのあるような経験を思い出させてくれるノスタルジックなところが魅力的なゲームで、まさにアルバムをめくっているような感覚でした。
小物一つにおいてもずっと使っていて傷がついているのを発見したり、このぬいぐるみはずっともってるからお気に入りなんだな~と分かったり細かく観察するのも楽しかったです。
また、ゲーム内の全ての「音」が良く、BGMは大人しめで時々止まっては環境音だけが静かに響いたり
物をもちあげる音、置く音、振ったりすると効果音がなるもの…など一つ一つの「音」に意味があり、ASMRのような気持ちよさがあったのもかなり高評価でした!
強いてマイナスな部分をあげるとすれば…
・何に使う物なのか分からず部屋を回っていろいろなところに収納してみる必要があったこと。
・ゲーム自体のボリュームが少なくもっとやりたいな、物足りなさがあったこと。
このぐらいでした、個人的にかなり楽しかったゆえにボリュームの少なさには特に…!
多くを語らないシステムなので、こういうことがあったのかな?とかプレイヤー自身が想像して解釈できるのもこのゲームのいい所だと思いました!
主人公がこの後どんな人生を歩んだのか、ぜひご自身でプレイして読み取ってみてください!
ちなみに片付けの様子をGIFで保存できる機能があるので最後に片付け風景を置いておきます笑
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※はじめの3年間のみ
詳しい解説や導入方法などは下記のページを参考にしてください。
それではまた次回の記事で!
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